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2015.08.30

速読できなくってもいい

セミナーに参加しだした頃は、「セミナー難民」になることが、怖かったんです。
あちこちのセミナーでどんなに素晴らしいことを聞いても、同様の手法が少し違うセミナーでノウハウを集めて満足して結局使えていない。

やっていることは本を読んで行動を変えない人と何も変わらないのにそこに線を引いて、自分は解った気でいる。

これって実はすごくもったいないこと。
解った気でいるとそれ以上の情報は入ってこなくなる。


以前私の師匠に本を早く読めたら...なんてことをはなした時に言われたのは、
「ノウハウだけ集めてどうするの?使えるようにしたいんでしょ?」


本で語られるのは、ノウハウだけではなくそこに至った過程も語られています。
実は読み飛ばしそうなところなんですが、ここが以外に重要だったんです。
ノウハウを作り上げられていく過程が見えるとリアリティが上がります。
体験に裏付けられたノウハウはそれだけではなく、そこにかける情熱や苦労などさまざまな背景が語られています。


行間を読むとはこんなところから始まるのかも知れません。
そんな背景が感じられたら、そのノウハウは使ってみたくなりませんか?


要点だけを見る読み方は本を選ぶときに使えればいいかなと。
読書量を誇るより小説のように味わって読んで、使える情報に落とし込んでいく。


そんな風になっていけば、セミナー難民にもならずに済みます。
まずは出来るところから今ある情報を試してみると出来る大人に変身できます。

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